2022年の腐敗認識指数(Corruption Perceptions Index、CPI)における韓国の順位が、これまでで最も高い順位を記録しました。
汚職・腐敗防止活動を展開する国際NGOトランスペアレンシー・インターナショナル(TI,本部ベルリン)が1月31日(現地時間)に発表したCPI2022によると、韓国は調査対象国180カ国・地域のうち31位(63点)と、前年から一つ上昇しました。 CPIは、TIが毎年、国や地域別にその公的部門がどの程度腐敗しているか、点数化して毎年ランキング形式で公表しているもので、この分野では国際的に認知されている指標であります。
1位はデンマークでした。フィンランドとニュージーランドが共同2位、ノルウェーが4位、シンガポールとスウェーデンが共同5位でした。
韓国は、不正請託及び金品等の収受禁止に関する法律を施行した2016年から6年連続で順位が上昇しました。2017年に51位、2018年に45位、2019年に39位、2020年に33位、2021年に32位でした。
韓国は前年より、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)から17点(55→72)、ポリティカル・アンド・エコノミック・リスク・コンサルタンシー(PERC)から1点(54→55)、国際経営開発研究所(IMD)から4点(53→57)をさらに獲得し、順位が上昇しました。
トランスペアレンシー韓国は「韓国の順位は引き続き上昇し、今回の点数は過去最高だった」とし、「市民の認識が高くなり、政府をはじめとする各経済主体が努力した結果とみられる」と分析しました。
韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は先月開かれた第1次国政課題点検会議で、同ランキングの20位以内を達成するという目標を明かしました。
Source: Korea.net, Korea placed record-high 31st in Corruption Perception Index last year (https://www.korea.net/NewsFocus/Society/view?articleId=228249)