韓国が出願したメタバースに関する特許の件数が、世界で3番目に多いことが分かりました。
特許庁の5日の発表によると、2011~2020年の10年間、五庁(IP5)に対する韓国のメタバース関連出願は計7808件(16.2%)で、米国(1万7239件、35.9%)と中国(29.7%、1万4291件)に次いで3位でした。
企業別の特許出願件数を見てみると、マイクロソフト(MS)が1437件で1位だった。韓国からは、サムスン電子とLG電子がそれぞれ1173件と661件で、3位と10位でした。
技術をもっと詳しく見てみると、コンテンツが47.8%で最も多かった。次いで、運営体制(43.9%)、ディスプレー(8.1%)、 非代替性トークン(NFT、0.2%)の順でした。
メタバース関連の特許はここ10年の間、年平均16.1%成長しました。
特に、2016年から2020年までは4万3698件が出願され、2011年から2015年までの1万4983件に比べ、約3倍増となりました。
五庁とは、韓日米欧中の特許庁が2007年に創設した枠組み。この五庁への特許出願関数は、世界の特許出願件数の8割以上を占めています。
特許庁は「メタバースに関する製品やサービスが実際の日常生活で使われることになると、技術開発がさらに活発化するとみられる」とし、「韓国企業が特許における競争力を確保し、市場を先取りするよ取り組む」としました。
Source: Korea.net, Korea ranked 3rd worldwide in metaverse-related patent applications (https://www.korea.net/NewsFocus/Sci-Tech/view?articleId=228409)