日本人にとって、年末年始に一番行きたい海外旅行先の1位は「ソウル」でした。「釜山(プサン)」は4位となりました。
旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が25日に発表した「年末年始 海外旅行予約動向」によると、ソウルは「海外旅行 予約者数ランキング」で1位を獲得しました。昨年まで、10年間ずっと1位だったホノルルは2位になりました。ソウルが同ランキングで1位を獲得したのは、2011年以来11年ぶりのことでした。
これまでトップ10に入れなかった釜山は4位でした。3位はバンコクで、5~7位はグアム、シンガポール、台北でした。
今回の結果についてHISは「韓国は今年8月以降、日本を含む査証免除での入国が再開され、規制緩和に伴い予約者数が増加しています」とし、「ドラマや音楽などポップカルチャーの人気が引き続き高く、日韓路線の増便やコロナ禍により運休していた地方空港を含む路線・LCCの再開などにより、行きやすく且つお手頃な価格で行ける旅先として選ばれています」と分析しました。
また、「(日本人の年末年始における海外旅行は)コロナ前の2019年比では2割程度となっており、韓国全体でみればコロナ前の2019年比で約5割となっている」とし、「他国と比較しても回復の速度が速いことが特徴です」としています。