尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が4月26日、バイデン米大統領の招待で米国を国賓として訪問します。大統領室の金恩慧(キム・ウンヘ)広報首席秘書官が書面で伝えました。
大統領室は「尹大統領の国賓訪米は、今年の韓米同盟70周年という歴史的な年を迎えて行われるもので、韓国首脳としては2011年以来、12年ぶりのことであり、バイデン政権発足後、2番目で米国を訪問する国賓となる」と明らかにしました。
韓国大統領が国賓として米国を訪問するのは、2011年の当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領以来で、12年ぶりとなります。バイデン大統領が2021年1月に就任して以来、米国を国賓訪問した首脳は、昨年12月に訪問したフランスのマクロン大統領が唯一です。
また、「尹大統領とバイデン大統領は、首脳会談や公式夕食会などの様々な日程を一緒にこなし、70年間蓄積されてきた韓米同盟の成果を祝い、同盟の未来の発展方向について深度ある議論を行う」と説明しました。
尹大統領の就任以来、韓米首脳会談が行われるのは3回目となります。米国は、今年が韓米同盟70周年という歴史的な象徴性を考慮し、公賓としての尹大統領の訪米を要請しました。
金主席は「両首脳は昨年5月と11月に開催された首脳会談の結果に基づき、連合防衛対話委及び拡大抑止、未来の先端技術や経済安全保障、文化・人的交流、地域と国際的な挑戦課題を含む様々な分野で具体的かつ実質的な協力策を導き出せると期待する」としました。
その上で、「尹大統領の米国公賓訪問は、史上最も成功した同盟の一つと評価される韓米同盟が、急変する国際情勢と未来の不確実性に備え、より能動的に進化していくための歴史的な転機となる」とし、「両国国民の命と安全を守り、核心価値を守護し、未来世代の繁栄のために前進する『行動する韓米同盟』を実現できる」と評価しました。
米ホワイトハウスも尹大統領の国賓訪問について発表しました。
ホワイトハウスは声明で「尹大統領の訪問は、韓米両国、インド太平洋、そして世界の平和と安定、繁栄にとって重要な韓米同盟関係の70周年を祝う訪問となる」と述べました。
その上で、「尹大統領とバイデン大統領が首脳会談で堅固な韓米同盟の重要性と持続的な力、そして韓国に対する米国の変わらない意志を強調し、政治・経済・安保や国民間の連帯を深めようとする両国の共通した決議について議論する」としました。
Source: Korea.net, President Yoon to leave for state visit to US on April 26