外国人投資家の事前登録制度が30年ぶりに廃止されます。
金融委員会は24日、このような内容を盛り込んだ、外国人が投資しやすくするための方策を発表しました。
1992年、外国人が韓国の上場企業に対して投資を行うことを許可する代わりに、外国人は種目別に10%まで、1人当たり3%までという上限を設けました。また、外国人の投資を管理するため、投資家の個人情報を金融監督院に事前に登録する「外国人投資家登録制度」が導入されました。この制度により、これまで外国人は金融監督院に事前登録した後、投資登録番号が発給された後から韓国の証券市場に投資することが可能でした。
外国人投資家を対象にする過度な規制と認識されてきた「外国人投資家登録制度」の廃止されることにより、外国人も韓国人と同様に、証券会社などで実名かどうか確認するなどの手続きを経てすぐ口座を開設することができます。個人はパスポートナンバーで、法人はLEI(Legal Entity Identifier、法人に付与される標準ID)で口座情報が管理されます。
外国人投資家が情報を簡単に入手できるようにする制度も設けました。
2024年から資産10兆ウォン以上の上場企業には、重要な情報を英語で公示することが義務付けられる。2026年からは資産2兆ウォン以上の上場企業にまで拡大されます。
金融委員会は今年上半期にも資本市場法施行令及び金融投資業規定を改正し、システムの開発を通じて、年内に施行する予定です。
Source: Korea.net, Foreign investor registration scrapped, other related rules revised (https://www.korea.net/NewsFocus/Business/view?articleId=228002)