関税庁が26日に発表した貿易統計によると、2022年のインスタントラーメンの輸出額は7億6543万ドル(約990億1193万円)で、過去最高となりました。
2021年の6億7000万ドルから13.5%増となりました。
主な輸出先を見てみると、中国が1億8892万ドルで最も多きました。次いで、米国(7616万ドル)、日本(6063万ドル)、フィリピン(3134万ドル)、台湾(3045万ドル)、マレーシア(2952万ドル)でした。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家で滞在する時間が増えた上に、K-コンテンツがブームとなったことが輸出額増加に影響を与えたものとみられます。2020年にアカデミー賞を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」に登場した「チャパグリ」は海外でも話題となりました。
一部のメーカーは、海外に工場を建設して現地で生産するため、韓国のインスタントラーメンの販売額は輸出額を上回ります。
2022年のインスタントラーメン輸入額も、2021年に比べ46.4%増加しました。
インスタントラーメンの輸入額は、2020年は468万ドル、2021年は1024万ドルに急増しました。続いて2022年も輸入が増えました。引き続き輸入が伸びたことは、様々な形のインスタントラーメンを求める需要が増えたことが影響したためとみられます。
Source: Korea.net, Instant noodle exports last year broke record with USD 760M (https://www.korea.net/NewsFocus/Business/view?articleId=227964)